2025年1月17日金曜日

農業経営(一般)に対する現状認識

以下、農業経営(一般)に対する現状認識の整理と記録です。


昨今、資機材や燃料の値上げによる経費の増加、さらには天候不順や病害虫の拡大による収量低下によって一気に余裕が削り取られた感があります。

同時に、農産物が「安い」から「無い」に変化して、いかに「付加価値を生むか」から「物量を確保するか」に勝負の土俵が移ったように思います。

結果、規模拡大博打を打つか、現状維持耐久戦をやるかという世界になりつつある、というのが現在の農業経営(一般)に対する私の大雑把な認識です。

博打を打つなら勝率を上げつつ負けた時に退場しないようなハンドリングが必要ですし、耐久戦をするならジリ貧にならないように体力をつけた上で燃費を良くしなければなりません。

いずれにしても、資金力勝負という側面は強くなっていくような気がします。また、財務安定性はより重要になってくるかと思います。

当然、過酷になる栽培環境に適応するための栽培技術の向上も必須です。


難しい局面ですが、強かに生き残っていきましょう。




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