2022年9月6日火曜日

低コストで手間いらず、光と音によるイノシシ対策

今年の水稲の獣害対策は、昨年の作った「イノシシ避けマシン」による音での対策に加えて、LED ライトを使った光による対策も実行しました。昨年の反省から「警戒させ続ける」作戦です。


イノシシ避けマシンの方は、定期的な音声出力のみとしました。

イノシシ避けマシン


LED ライトはこちらのイルミネーション用のもの×4を使用。色はブルー。

SKD イルミネーションライト ソーラーライト 大型パネル 最大15時間点灯 防水 200LED 20m 日本語マニュアル付 (ブルー)
SKD イルミネーションライト ソーラーライト 大型パネル 最大15時間点灯 防水 200LED 20m 日本語マニュアル付 (ブルー)

by SimpleImageLink

獣害対策用の光るものは、点で光るタイプのものが多いみたいですが、線で通せんぼした方が効果ありそう?と思いまして、イルミネーション用のものを使いました。

1つ1,400円程度で20mをカバーできます。野外設置が可能で、電源もソーラーなので設置後は基本的に放置で問題ありません。手間いらずです。

コストもヘタに自作するより安そうです。

これらを出穂前の草刈り後のタイミングに設置しました。


こんな感じになりました。(音が出ます)


音声には PeriTune 様のお囃子を使用させていただきました。

ライトは田んぼの周辺を完全には囲っておらず、昨年までの侵入が多かった箇所を塞ぐように配置しました。


そんなこんなで、結果としては、この辺りの地域へのイノシシ襲来以降、最小被害でした。ゼロではなかったのですが、侵入された期間が短くなり、面積も少なかったです。

もちろん、今回の対策が効いたのか、他の要因でたまたまだったのかは分かりません。

それでも、イルミネーションのライトを千切って侵入することはなかったところをみるに、これまでの侵入しやすいルートを外れて入っているので、多少の警戒はさせることができた可能性が高いかなと。

完全に田んぼを囲った時に、イノシシがどう反応するかですね。意を決して侵入するのか、避けるのか。

まぁ、今年は初めてだったので警戒したものの来年には慣れている、ということも大いにあり得ます。その場合は、年々派手なイルミネーションにしていくしかないでしょうか……(笑)。


田んぼ(9/6)

さてさて、稲刈りも今週末あたりから始まります。まずはもち米(こがねもち)です。なかなか天気の具合が悪く地面が乾かないですね。倒伏も多いですが、何とか無事に切り抜けたいです。