CSV 形式であれば Google スプレッドシートの IMPORTDATA 関数で直接読み込むことが可能なので、GAS (Google Apps Script) を利用する必要もありません。
これまでに作った気象や市況等のデータとは異なり、農薬登録情報は日々変化するわけではないのでスプレッドシートで直接読み込めた方が簡単だし便利かなーと。
ちなみに Excel には IMPORTDATA 関数がないようですが、WEBSERVICE 関数とTEXTSPLIT 関数で同じように読み込める気がします(Excel を所持していないので未確認)。
公開しているので、どなたでも無料でお使いいただけます。
尚、農薬登録情報は、独立行政法人農林水産消費安全技術センターホームページより入手しています。(利用許可取得済み)
以下、農薬登録情報 Web API の説明です。
農薬登録情報には基本部と適用部があります。適用部というのは、作物名や適用病害虫雑草名が記載されたデータになります。
データの取得に必要となる登録番号が不明な場合は農薬登録情報提供システム等から検索してください。
まずは JSON 形式の取得用 URL。「id=」に続く「登録番号」部分を書き換えてください。キーの説明はこちら → 農薬登録情報API説明書
農薬 登録基本部(JSON):
https://api.cultivationdata.net/pestic?id=登録番号
農薬 登録適用部(JSON):
農薬 登録基本部(CSV):
https://api.cultivationdata.net/pestic?id=登録番号&applied=y
続いて CSV 形式の取得用 URL。CSV 形式で取得されるデータは1行目に項目名が入ります。
https://api.cultivationdata.net/pestic_csv?id=登録番号
農薬 登録適用部(CSV):
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https://api.cultivationdata.net/pestic_csv?id=登録番号&applied=y
CSV 形式のデータをスプレッドシートの IMPORTDATA 関数で読み込むと次の画像のようになります。栽培日誌等で活用してもらえたらと思っています。
今後の更新等は、随時 cultivationdata.net 上で行っていきます。
***
今回は、データ量が登録適用部で10万行程度とそれなりにあり、スプレッドシートでデータベースの代用をするのは厳しそうだったので SQLite を使いました。
データベースは、以前 PHP との組み合わせで MySQL を使ったことがあるのですが、すっかり忘却の彼方。改めてお勉強となりました。
せっかくなので基礎から学び直し、ある程度使えるようにしたいと思います。良い機会になりました。
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