就農当時、不思議に思っていたことがありまして、というのが、やれば収入になりそうな細かい事がけっこうあるのに何故にみんなやらないのだろうかと。
それで、全部やっちゃうぞーうと目に付いた細かい事を手当たり次第にやったり、やめたりして思ったことは、農業、結局のところ労働集約型なので、限られた労働力をいかに効率良く使うかが重要……ということです。
あらためてこう書くと当たり前ですね(笑)。
職業である以上、労働力あたりの収入の最大化を目指さねばなりません。そうすると、やはり細かい事を全部やろうと思っても無理なのですね。
でも、やったりやめたりが無駄だったかというとそんな事はなく、そうした経験の上に今の農業経営の形ができあがっていたりします。
農業において、労働力がボトルネックとして顕在化した時にどう舵を切るかはひとつの岐路ですね。
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年末年始あたりの平和な雰囲気がまた一転してしまいましたね。まさかの3度目の花粉の季節になってしまいましたよ。本当に、いつになったら落ち着くのやら……。
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