栽培データを、オープンデータとして登録・検索するための「栽培データ検索システム」を作りました。
ひとまず、テスト運用中です。
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・追記(2023-5-12)
ひとまず、テスト運用を終了しました。再度いろいろ考えたいと思います。
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ざっくり概要を説明しますと、栽培データを持っている人がオープンデータとして公開していいよーという場合に登録してもらいます。そうすると、みんなが検索して使えるよ、という(素朴な)ものです。
ライセンスは、商用・非商用にかかわらず、自由に再利用が可能となる Open Data Commons Public Domain Dedication and License(PDDL) での公開を想定しています。
やはり、スマート農業の普及においては、ハード部分だけでなく、ソフト部分の整備もセットで必要なんじゃないかと思うのです。
何か自分で便利な機器を作ろうと思ったときに、ネット等でたいていの部品は簡単に手に入ります。作り方も、調べれば何とかなります。あとは、例えば、指標になるような栽培データがあれば、自作した機器を、より一層、幅広く活用することができます。
まぁ、まだ登録データは、私の1件だけ(しかも原木椎茸)なので、お声がけもして、少しずつ増やしていけたらなと。
もちろん、栽培データは秘中の秘なり、というのが普通は当然な気もします(特に品目によっては)。一方で、みんながお互いにデータをうまく使って栽培技術を高めたり、はたまた経営改善につなげれば、全体としては底上げになるんじゃないかと思います。実験ですね。
今回のシステムは、静的なページはGoogle サイト、登録部分はGoogle フォーム、データの検索と削除部分はGAS(Google Apps Script)で作りました。いやはや、GASほんと便利。
当初は、どこかにサーバーを準備して、PHP + MySQLとかで作ろうかと考えていたのですが、GASで作れたので維持費はゼロ(ドメイン代のみ)。ありがたや。しかし、収益性もゼロなので、低燃費でやっていきます。
さてさて、いろいろ、楽しくなるといいなぁ。