Raspberry Piと人感センサーを使って「イノシシ避けマシン」を作ってみました。無事に完成しまして、イノシシが多く出現し始めるもち米の乳熟期前から設置をしようかと考えています。
後ほど、「イノシシ避けマシン」の作り方も投稿しますが、まずは、いろいろ突っかかったポイントがあったので、備忘録として書いておこうと思います。
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今回の工作の主な要件は3点。
・ラズパイから音声出力
・イノシシが驚く音量
・太陽光発電で電源確保
(ちなみに、恥ずかしながら、ほぼ無知の状態で作っているので、そういう人が書いているとご承知ください。図も雰囲気。)
予算も限られるため、(間違ったものを買わないように)慎重に調べ調べ、できる限り最小の構成を目指した結果、必要な部品とその接続は下図1のようになりました。
ソーラーチャージャーコントローラーは、USBの5V出力が付いているタイプのものです。
きれいにつながったので、意外とすんなり完成……してくれるかと思ったら、ノイズがひどく、かつアンプへの給電も安定しません。
しかし、基礎知識がないので、なぜなのかが全く分かりません(笑)。こういう時は、考えつくパターンを全部試していくしかありまん。
図1
で、あれこれとつなぎ替えたところ、下図2の接続でノイズもなく、アンプも安定した状態になりました。しかし、そもそも野外での使用を想定して太陽光発電を電源としているため、ACアダプターによる給電は実際は不可。別の方法を探します。
それにしても、バッテリーとソーラーチャージャーコントローラーでは、同じ電圧の出力のはずなのですが、なぜなんでしょうかね(テスターで測定しても同じ)。
また、アンプをバッテリーに直接つないで安定させた状態でも、ラズパイをソーラーチャージャーコントローラーから給電すると、やはりノイズが発生します。
図2
ということで、あーだこーだやった結果、とりあえずの解決策は下図3。
ノイズは、完全にではないものの、実用可能なレベルに低減しました。
図3
対処として正しいのかどうか分かりませんが、何はともあれ、まずは動くことが大事です。今回は、これでいってみましょう。
(電気関係、少し勉強したいですね。)
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