本屋さんをフラフラしていたら面白そうな本を見つけました。
売上を、減らそう。たどりついたのは業績至上主義からの解放(ライツ社)
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「佰食屋」という、1日100食限定でランチをやられている京都のお店(飲食店)の方が書かれた本です。
「働く上限を決めてその中でしっかり利益を出して、残りの時間は自由に使う」というコンセプトとのこと。
しかも大阪府北部地震と西日本豪雨を機に、さらに半分の50食でも成り立つ経営の形にしたそうです。
さわの場合も規模拡大しない農業をやっていこうと思っているので、非常に共感する部分が多かったです。
価値観は人それぞれですが、売上げと投入する労働力を限定して時間を大切にするという働き方が選択肢としてあってもいいのかなと。
一方で、おそらく家族経営規模であればそれなりにあり得る形だと思うのですが、従業員を雇用しつつというのがすごいなぁ、と農業基準で。まぁでも、他の業種でも基本的に難易度高いですよね、たぶん。
農業で売上を減らす(決めた)経営を目指すとなると収量や価格のブレをいかに抑えるかという部分が肝になるかと思います。
難しいですが、工夫しがいのある面白い部分でもありますね。
以前読んだ本の「風来」という農園がまさに売上げを決めた経営をされていました。
・『農で1200万円!「日本一小さい農家」が明かす「脱サラ農業」はじめの一歩』。あえて規模拡大を求めないという最適解。