2019年10月30日水曜日

災害が頻発・激甚化する時代をどう生き抜くか

台風19号、本当に大変な災害となってしまいましたね…。

2週間後には低気圧と台風21号の影響によるさらなる大雨。

町内でも川の越水や土砂崩れが数か所発生しました。

幸いさわではみな無事で、圃場の浸水などは多少あったものの、致命的な被害とはならずに済みました。


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東日本大震災以降、災害の頻発・激甚化が顕著になっているような気がします。種々データをあたりましてもやはり発生件数は増加傾向にあるようです。

今回のような台風、低くない確率で発生が予測されている大地震など、社会基盤そのものを破壊してしまうような災害に対して、命と生活を守るために日頃どんな備えができるのか。改めて真剣に考えねばと思うところです。

特に、私たちのように生活と仕事の場が一体化している農家や自営業者は両方を同時に失うリスクも高いわけで、対策の重要性は一層増します。

これからの10年、さらにその先の10年というスパンで人生設計や経営計画を立てるにあたっては、理想のシナリオのみならず、ある程度コンサバティブな見積もりの上に非常事態も起こり得るものとして備える複数シナリオが必須なのではないかと思います。


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そして、結局はコツコツと足元を固め、レジリエンス向上を図っていくしかありません。

これまでに進めてきた台風時の一連の対応確認や資機材の整理整頓については今回も確実な効果がありました。

加えて、以下の点を定期的にやっていければいいかなと思っています。


・ハザードマップの確認と被害の想定
 →自治体のハザードマップ、国土地理院の地理院地図(電子国土Web)等で確認。自ら歩いてみて危険な箇所を把握。

・社会インフラ毀損時のシミュレーション
 →電気、ガス、水道、交通等が止まった時に何が困るのか、どう対応するのか。何ができて、何ができなくなるのか。

・経営計画の見直し
 →理想のシナリオでは進まないという前提のもと、複数シナリオの経営計画を準備。無理はしない、頑張らない、へこたれない。平常心で地道にコツコツ。

・保険・共済の見直し
 →発生によって農園の存続が危ぶまれるような事態については基本的に保険や共済に加入しておく。利用できる公的な制度も把握しておく。最悪の事態にも経済的な部分だけはダメージを軽減できるようにしておく。


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原木椎茸栽培

そんなこんなでいろいろありますが、私は私にできることをしっかりやっていきたいと思います。

今年はとても良い感じにホダ木作りができたようで、秋口から品質十分の原木椎茸がめきめき育っています!


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