こちらで用意したQRコードをPAY IDアプリで読み込んでもらい、金額を入力して決済という流れになります。
利用者としてはPAY IDのQRコードを経由してクレジットカード(VISA/MasterCard)での決済が可能になります。
「BASE(ベイス)」というECサービスを経由すれば5分程度ですぐに使い始められます。
導入するにあたっての初期費用はゼロ、専用機器も不要です。
決済手数料(お店側が払う手数料)は2.9%になります。
導入にあたってのハードルが低いため、とりあえず試しにキャッシュレス対応してみたいという場合にちょうどよい感じですね。
結局、使いやすさではSuicaやQUICPayなどの非接触型決済に劣るコード決済の利点は、導入に専用機器が必要ないという事業者にとっての敷居の低さと、利用者側にNFC(おサイフケータイ)対応のスマホが必要ないがないというトータルの簡便さなんですよね。
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PAY IDのご利用(支払い)にあたってはアプリへのクレジットカード(VISA/MasterCard)の登録が必要になります。
その際、直接クレジットカードを登録せずに「Kyash」というスマホから簡単に作れるVISAカードをかませることでポイントの二重取りができるのでオススメです。
①クレジットカードをKyashに登録
②KyashのリアルカードorバーチャルカードをPAY IDに登録
③PAY IDで決済
上の手順でPAY IDアプリを準備することで、クレジットカードのポイント還元率+Kyashのポイント
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追記(2020-2-17)
そういえば、Kyashの還元率が最大1%になってしまいましたね。
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ちょっと面倒ですが(笑)。
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閑話休題。
さらに本格的にそれなりの数の決済を捌くのであれば、クレジットカードからSuicaやQUICPay、QRコード決済にもまとめて対応しているAirPAYなどが選択肢になるでしょうか。
決済手数料に関しては小規模事業者としては正直厳しい面もありますね。
キャッシュレス化がコスト削減につながって吸収されれば一番いいですが、されなければ結局は価格に跳ね返すのか、我慢するのかという話になってしまいます。
過渡期は舵取りが難しいですね。
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【追記あり】生活スタイルに合わせたキャッシュレスとポイント還元を考える。(2019年4月時点)