昨日は先輩農家の方におさそいいただきまして(ありがとうございました!)、日本橋ふくしま館MIDETTE(ミデッテ)での出張販売でした。
何気に初・TOKYO!
毎年お世話になっているBEANS'Actさんをはじめ、時々イベントなどでも東京での商品販売はあったのですが、自分で東京へ行って販売したことはありませんでした。
お買い上げ頂いたお客様、お話させて頂いたお客様、本当にありがとうございました。
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今回は原木生椎茸をできる限り新鮮な状態で並べたくて車で持って行きました。
首都高速、日本橋界隈、まさに混沌。
Google Mapがなかったら無理でした。あっても気力的に無理でした。なぜあの混沌が成立しているのか。
ちなみに駐車場はakippaという駐車場予約アプリを初めて使ってみたら便利でした。まぁ、今後東京に車で行くことがあるかは分かりませんが…(笑)。
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閑話休題。
実際に販売していて感じたのは、やはり東京といわきでは求められるものが違うということです。
世帯の構成、生活スタイルは言わずもがな、おそらく根本の食文化も多少違いますからね。
また昨日の場合は「物産館」というお店の属性、「日本橋」という場所、「平日」という日取り、「連日の陽気から突然寒くなった」という天気等の要因も大きかったのかなと思います。
こうした分からなさはイベント販売の難しさでもありますが、その中でもお客様とコミュニケーションを取りつつ、自らの商品を振り返る作業は非常に有意義です。
さわでは「農家だからこそ作れるもの」「毎日の食事がちょっと楽しみになるもの」「余計な材料を使っていないもの」を軸に商品作りをしています。
この軸を基礎としながら、イベントや販売場所に合わせて変化を楽しむ余裕を持ちたいですね。
祖母の家が東京にありプライベートでも東京によく行っていたので東京に対して特別感のようなものはないのですが、消費者側から生産者側へ回るとまた少し見え方が変わりますね。
今回の経験、よく咀嚼・消化して今後に活かしたいと思います。良い勉強になりました。