サイゼリヤ おいしいから売れるのではない 売れているのがおいしい料理だ
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「サイゼリヤ おいしいから売れるのではない 売れているのがおいしい料理だ」(正垣 泰彦 著)。非常に勉強になる内容でした。
サイゼリヤって最初は普通に一店舗のお店だったんですね。
タイトルだけですと「売れさえすれば何でもいい」という意味で受け取られそうですが…、そうではなく「自分の店の料理が美味しいと言ってはいけない。なぜなら、自分の店の料理をうまいと思っていたら、売れないのはお客さん、景気が悪いということにしてしまう」ということが書いてあります。
自分たちの商品を冷静な目で見ることが不断の改善につながっていくんですね。299円の看板メニュー「ミラノ風ドリア」は1000回以上の改善を重ねているそうです。
商品に向き合う姿勢としてさわでも肝に銘じたいです。
以前「おいしいのは当たり前。どう売るか。」と言われたことがあり、まぁそうだよなとは思いつつ、何かいまいちしっくりきませんでした。
でも、この当たり前と言っている「おいしい」は味のみのおいしいで、本のタイトルで言っている「おいしい」は価格や食べるシチュエーションも含めたより大きな意味でのおいしいですよね。
そう考えると本に書いてあることと近似した意味合いなのかなと思います。ただまぁ、やっぱりどこか生産者本位なニュアンスが気になるところですが。
とりあえずサイゼリヤに行ってきます。
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生姜焼き on 温泉ジンジャーブレッド。
草木台にあるall about bakeryさんのパンがとてもおいしくて最近パン食が増えました。椎茸を惣菜パンに使って頂いているんですが、配達ついでにいつも買い込んでしまいます。笑
マーガリンや保存料を使わずに作っているそうで、パンて食べた後に口の中に変な酸味が残るのが苦手だったんですがそういうのが全然ないんですよね。
お手頃価格なのもうれしい…。