2018年6月13日水曜日
バッファゾーンのデザイン
草茫々。今年も緑溢れる季節になりました。刈っても刈っても追いつきやしません。
こういう場所で農業をやっていると考えるのがバッファゾーンをいかにデザインするかということです。
自然と人の生活圏との緩衝地帯ですね。ざっくり山とか里山と言ってしまった方がニュアンスとして伝わるかもしれません。
人の手が全く入らない自然と隣り合わせで生活するというのはけっこう厄介なものです。イノシシとか出てきますし…。
でも今、農業という比較的自然相手の仕事をやっていて家の真後ろに山を背負っていても、ほとんど行く用事ってないんですよね。
行くとしても竹や木が育っちゃって伐らなきゃいけないとかそういうことで。全然積極的には行かない。
でもそうするとより厄介になり、より足が遠のくという負のスパイラル。
じゃあ今の時代、山はただのお荷物なのかと言われると本当はそんなことはなくて食べれるものはたくさんあるし、犬は散歩すればはしゃぐし、何か遊べるものだってあれこれけっこうあるんです。
ただもっと使いやすくしないと今のままだと使えない。使おうと思えない。
農園は人強めで自然少々という感じですが、自然強めで人少々といった感じの山がバッファゾーンとしてあった方が地域としても、農園としても、個人的にも面白くなると思うのです。
だから気力や義務感からではなく、楽しく持続的に山を使う仕組みを作れないものだろうか。
ふわっと書いたら抽象度高めになりました。
外部リンク
EICネット[環境用語集:「バッファーゾーン」]