お餅つきで使う石臼ですが底に「昭和十一年」の文字が刻まれています。昔は裏の山から石を切り出していたそうで、その石で作ったのだそうです。昭和十一年というと79年前ですが、今でも毎週お餅つきでお世話になっております。石の臼は一度温めてしまえばなかなか冷えないためお餅を熱いままつきあげることができるのです。
昨年までですとお餅は5月くらいまででつくのをやめていたのですが、今年は1年を通して作っています。というのも、お餅ってちょっと小腹が空いたときや、BBQのときなど(
炭火で焼いたお餅は絶品ですよ!)、実は夏場でもけっこう出番があるのです。ということを、お客様からお聞きして作ることにしました。
ただ夏場はお餅を作るのがけっこう大変で、気温が高いため温度管理をしっかりしておかないとすぐにカビてしまうのです。なので、お餅をついたらすぐに保冷庫で入れて、固まったら切って真空のパックに詰め、またすぐに冷蔵庫に入れておきます。
と話がそれましたが、これからもこの石臼は大事に使っていきたいと思います。さわの石臼杵つき餅、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。