秋日和の中、庭で南天がきれいに色づいてきました。
最近、電子書籍の「Kindle」で衝動買いするという新しい癖を身につけてしまい、読書の秋を満喫しております。すき間の時間でさっと読めるので便利なのです。
今のところまだ5インチ画面AndroidのKindleアプリを使って読んでいるのですが(iPhoneのはこっち)、そろそろ何かKindle端末も買ってしまおうかなと考えています。だいたい紙の本より安いし、いつも何かしらセールやってるし、Kindle端末+Amazonプライム会員になると無料で読める本もあるし、どっぷりはまってしまったならばそれはそれでいいのではないかと、近頃、そんな気がしています。
と、大幅に話がずれましたが、ここのところ天気の良い日が続いているので(先週末はいまいちでしたけど)、乾しいたけ作りがとても捗っています。
▼ 乾しいたけ作り
収穫した原木しいたけをビニールハウス内に設置した平かごに並べ、天日で乾燥させます。ある程度乾燥したら最後に乾燥機に入れて水分を抜き切り、乾しいたけの完成となります。
この間、彼らはただただ日向ぼっこしながら水分を搾り取られているように見えて、実は天日で浴びることによって含有するビタミンDを増大し、しわしわに乾きながらもうま味成分を作り出すという、なんとも素敵な化学変化を起こしているのです。
また生産者側から見ても、気温や湿度によっていきなり出たり出なくなったりということが多い原木しいたけの栽培において(もちろん、そこをいかにコントロールするのが栽培技術ではあるんですが)、乾しいたけにすることで保存がきくようになるのはすごく大きいです。
▼ 日向ぼっこ
コケモモ(犬)も、秋の陽気に気持ちよさそうに日向ぼっこしています。
いーい、あくび!
中村 彰宏
乾しいたけ: 森からの贈りもの 千年の歴史をひもとく
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