ぐずぐずとした天気が続いたかと思ったら日照りになり、雨降ってくれないかなと思っていたらまた必要以上にぐずぐずとした天気が続いています。今年は本当に妙な天気です。
トウガラシはシンクイムシのアズキノメイガ(フキノメイガ)が再び発生していますが、常識の範囲内の発生で納まっています。株が生長して多少は丈夫になっていることもあり、このくらいだと何と言いますかまだ優しく対応することができます(放っておくと増えて帰ってくるので仕留めますが)。
万願寺唐辛子、伏見甘長唐辛子の甘とうがらし勢に続いて、辛いとうがらしの黄とうがらしもそろそろ収穫できそうになってきました。
ウリハムシが大量発生し慌ててシートを掛けたミニキュウリは無事にウリハムシの難から逃れることができました。
今年は収穫を終えた後のズッキーニをはじめ、カボチャも、少し前の時期に植えたミニキュウリもみんな葉の原型がなくなるまで食べ尽くされており、当たり年(と言うか外れ年と言うか)なのか、それとも発生にタイミングよくおいしい葉っぱを目の前に差し出してしまったのか・・・、いずれにしろシートを外した後の対策を今のうちに考えなければと思います。
▼ おまけ:かわいい雑草
先日は厄介な雑草を紹介しましたので、今回はこの時期にかわいらしく咲いている雑草を少し紹介したいと思います。
キツネノマゴ。 キツネノマゴ科キツネノマゴ属の植物で花言葉は「女性の美しさの極致」です。おお。
キツネノマゴというとても曰くありげな名前にもかかわらずなぜか由来は不明なのだそうですが、中国で乾燥させて煎じた汁を目薬にしていたことからメグスリバナという別名が付いています。ちなみに、キツネノヒマゴという変種が沖縄にあるそうです。
ヤブツルアズキ。アズキの原種だそうです。蔓性ですがこの程度であればかわいらしいものです。
あまりよく知らずに花だけ見て藍染め使うアイ(タデアイ、アイタデ)かと思って調べてみたところとんだ皮算用でございまして、これはイヌタデでした。
香辛料として使われるタデ(ヤナギタデ)に対してイヌタデの葉には辛味がなく、そのため名前に「イヌ」が付いているそうです。
中村 彰宏
植物の病害虫百科: 植物の病害虫その知識と予防
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