2013年10月5日土曜日

聖護院かぶとえん麦


冬の畑の主力、聖護院かぶの芽が出てきました。よく京都で千枚漬けになっているかぶですね。なめらかな肉質で、かぶ特有の風味、甘みがぎゅっと詰まっています。うーん、今からとっても楽しみ。土の中で真っ白に育つ。白いかぶだから白くて当たり前なんですけど、なんかすごい。



こちらは聖護院かぶと一緒に播いたエン麦です。このエン麦は緑肥として播いたのですが、センチュウなどの土壌病害虫に対して予防効果があり、とくにアブラナ科の根菜であるかぶやだいこんには相性がいいみたいです。本当はかぶより少し前に植えておいた方がよかったのかな。(参考:橋爪健『緑肥を使いこなす―上手な選び方・使い方』農山漁村文化協会)

ヘアリーベッチも播いたんですが、そちらの芽はまだみたいです。春に播いた際も発芽に時間が掛かっていたのでそもそも遅いんですかね。



おまけ写真、ヒルギ。どうやら最初に植えた樽は浅すぎたようで、ちょっと強めの雨風にあたると倒れてしまうような状態で、根もはれずに葉が萎びてきていたので、少し底の深い樽に植え替えました。おかげでしゃっきり展葉してきて、元気になりました。


中村 彰宏