2013年9月25日水曜日
ツリフネソウ(釣舟草/Touch-Me-Not) 2013
今年もツリフネソウが咲きました。何と言ってもやはりおしりのくるくるがいいですよね。「釣舟」という名前は、釣りをするための舟が由来なのかと思っていたら、帆を張った舟を釣ったような形に似ているというのが由来だそうで、ずっと勘違いしていました。言われてみれば確かに釣られています。そのため、「吊舟」と表記されることもあるようです。別名はムラサキツリフネ(紫釣舟)。
なぜなのか、昨年のツリフネソウの投稿は他の投稿と比較して少し多めのアクセスを頂きました。ほとんど内容もなく申し訳なさでいっぱいでしたので、今年はもう少しちゃんと写真を撮りました。ぜひご覧ください。
カキツバタの池の周りに群生しています。
正面から。側面からはわかりませんが、花の奥は黄色くなっています。虫たちにとっては蜜源として有用なのか、ハチやらチョウやらたくさん集まっていました。そういえば、黄色は虫を集めるためにいい色なんですよね、確か。
アリもいました。このアリもたまたまというわけではなくけっこう数多くいたので、やはり蜜目的でしょうか。蜜で蟻を集めるというとシャクヤクみたいですね。
かわいい親子舟。
ところで、ツリフネソウ(ツリフネソウ属)の英名は「Touch-Me-Not」(私に触らないで)という心が折れそうな名前なんですが、別につらい何かがあったわけではなく、熟した種子に触れるとぱちんと弾け飛ぶところからきているそうです。秀逸な命名ですね。
ということで、2013年のツリフネソウでした。
中村 彰宏