2013年9月11日水曜日

殺菌・除草・栄養補給 マルチの効果


病気の入ってしまったミニキュウリを栽培していた箇所の殺菌・除草・栄養補給をするために、米ぬかを播きマルチを張っていたのですが(マルチを張ったときの様子はこちら)、20日くらい経ち写真のような状態になりました。

当初の目論見では太陽熱と米ぬかの発酵熱で殺菌と除草をするはずだったのですが、ビニールを啄むカラスたちによって、太陽熱効果は脆くもびりびりにされてしまいました。それでも、米ぬかの発酵した甘い香りが漂っており、発酵の方はうまくいったみたいです。



ということで、ビニールを撤去。写真だと小さくてほとんど見えないのですが、米ぬかの上には無数の虫たちが飛び交っています。甘い香りに誘われて寄ってきているんでしょうか。(カラスの目当てもこの香り?)

今のところ草が生えてくる様子はなく、除草効果は確かにありそうです。ただし、発酵はすすんでいるものの温度上昇はさほどでもないため、除草は高温による効果というよりは、米ぬかで地面を覆ったことによる遮光効果や発酵による酸素不足の影響が大きいと考えられます。

また、温度上昇が期待ほどではなかったため、殺菌できたのかどうか、難しいところです。



一応比較対象として、同じ畑の何もしていない箇所では容赦なく草茫茫になっています。

今回、マルチを張った意味があったのかなかったのかはよくわからない結果でしたが、これに懲りずに、うまく省力化を目指していきたいと思います。


原木シイタケ栽培

そして、今年も原木シイタケの栽培が始まりました。芽切りも上々です。


中村 彰宏