山際で、見慣れない赤みがかったオレンジの花を見つけました。野に咲く草花の図鑑で調べても載っておらず、ネットであれこれ探したらやっと見つかりました。
アヤメ科のヒメヒオウギズイセンという花で、園芸ではクロコスミア、モントブレチアという名で普及しているそうです。もともとは観賞用にヨーロッパから持ってきた植物で、可愛らしい見た目とは裏腹に、かなり繁殖力が強いらしく、ほとんど放っておいても育つ上に、かなり野生化しているそうです。この一群もどこかから逃げてきて野生化したんでしょうね。
カキツバタを植えた際に見つけた
キショウブといい、このヒメヒオウギズイセンといい、知らぬ間にいろいろ入ってきているんですね。
中村 彰宏