畑で虫にボッコボコにされている唐辛子ですが、少しずつ収穫が始まりました。柚子胡椒のために作ったのですが、柚子の方がまだなので、とりあえずどの品種を使うか考えながら食べ比べをしています。
伏見甘長唐辛子。
紫唐辛子。
まずは軽く焼いて鰹節とお醤油で。
紫唐辛子は、ほぼ辛味が無く、微かな苦みがありました。生の状態では紫色なのですが、焼くと緑色に変化します。完熟して実が赤色に変わってくると甘みが増すそうです。色合いが面白いので、柚子胡椒にもうまく使えたらいいなと思っています。
伏見甘長唐辛子も辛味は無く、名前の通りほんのりと甘みがありました。こちらは、煮たり、天ぷらにしても美味しいそうです。
そしてもう1品。激辛唐辛子に味噌を詰め、青じそで巻いたものを焼きました。味噌と青じそでいい塩梅のピリ辛になるかと思いきや、これ一本でご飯一杯をかき込める程の、容赦のない激辛でした。舌が痛い。小さく切って冷や奴にのせたり、ちびちびとお酒のお供なんかにすると丁度良いかもしれません。
唐辛子は収穫の時期によっても味が変化していくので、その辺りもうまく見ながら柚子と合わせられればと思います。これからも、唐辛子食べ比べはまだまだ続きます。楽しい!
中村 彰宏