ホタルブクロ(蛍袋)。名前の由来は子供たちが袋のような形の花に蛍を入れて遊んだことからとか。
そういえば先日、蛍を一匹見かけました。時期が早く、サイズも大きめだったのでゲンジボタルでしょうか。
ヘイケボタルの幼虫が水田や池などの止水域を生活の場所としてタニシやモノアラガイなどを餌にするのに対して、ゲンジボタルの幼虫は河川や水路などの流水域を生活の場所としてカワニナを餌にします。
近年ではその餌となるカワニナが水質の悪下によって減ってしまったり、幼虫時の生活にちょうどよい小さな水路なんかがコンクリートの三面張りなってしまって蛹になれなかったりと、だいぶ減ってしまったそうです。確かにこの辺でも昔に較べたら減ったように感じます。
と、ホタルブクロではなく蛍の話しになってしまいましたが、夏の風物詩、これからも大切にしていきたいですね。
ついでに、今年も鮮やかな赤い花を付けたニョロニョロのサボテン。ビャクダン(白檀)という種類のサボテンらしいです。
同じ名前に、香木として利用されるビャクダン科の常緑植物もありますね。
中村 彰宏