芽切りから収穫まで、原木シイタケの生長の様子を観察するために、浸水後のホダ木を定点観測してみました。
観測は2012年12月28日から2013年1月10日までの14日間で行いました。写真を30分間隔で撮影し、1秒あたり5フレームを入れた映像にしてあります。2時間30分が1秒に短縮されているので、14日間の原木シイタケの生長の様子を約2分で見ることができます。
ホダ木に付いているボタンのような白い丸は植菌の際に打ち込んだ種駒(成型駒)の発泡スチロール部分です。
生長の様子をよく見てみると、夜や日が昇り明るくなってからしばらくはほとんど変化が見られませんが、暗くなる直前にどのシイタケも一斉にグググッと大きなっているのがわかります。午後になり、日差しによってビニールハウス内の気温が上がったところで一気に生長しているんですね。
動画の終盤、収穫したシイタケはパッと消えます。
原木シイタケの生長を定点観測するというのは今回が初めての試みだったのですが、やはり映像として見てみると、シイタケがどのように生長していくのかはっきりとわかりますね。
また春や初夏になったら、今回とは気温や湿度といった条件が異なってくるので、改めて観測してみたいと思っています。
今回の定点観測に使用したカメラは、KING JIMのインターバルレコーダー レコロです。
中村 彰宏
KING JIM インターバルレコーダー レコロ IR5オレ オレンジ
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