タンポポには日本にもともとあった在来種と、海外から持ち込まれた外来種があって、ざっくり言うと総苞という花の基の部分が反り返っているのが外来種、反り返っていないのが在来種で、在来種の方がおおむね茎が短いそうです。ただ、在来種と外来種の交雑も起こっていて、それぞれの特徴が混ざっているものもあるそうです。
下の写真はハウスの周りに咲いていたタンポポと釜戸川の土手に咲いていたタンポポなんですが、よくよく観ると、一方は総苞は反り返っているが茎がやたら短く、もう一方は総苞は反り返っていないが茎が長い・・・ごちゃごちゃ。
ハウス周りのタンポポ |
釜戸川の土手のタンポポ |
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・追記(2015-5-6)
改めて写真を見ると2枚目は在来種のエゾタンポポでしょうかね。1枚目は外来種のセイヨウタンポポかアカミタンポポに見えますがそれにしても茎が短いですね。
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中村 彰宏