2024年10月16日水曜日

原木椎茸始まりました(2024年)

原木椎茸

原木椎茸の収穫が始まりました。

今年も酷暑でしたので、ホダ木の仕上がりが心配でしたが、しっかりと生えてきてくれてひとまず一安心です。

これから気温が落ちていってくれれば、品質も上がってきてくれるかと思います。

今シーズンも、どうぞよろしくお願いいたします。

2024年10月6日日曜日

最寄りのアメダスを取得する Web API を作りました。

最寄りのアメダスを取得する Web API を作りました。

最寄りのアメダス Web API|cultivationdata.net

パラメーターやキーの説明はこちら → 最寄りのアメダスAPI説明書


下記 URI に任意の緯度 (lat) と経度 (lon) を付与してアクセスしますと、最寄りのアメダスの観測所を JSON 形式で表示します。

サンプル - 緯度37度、経度141度
https://api.cultivationdata.net/nearest_amds?lat=緯度&lon=経度


複数の観測所を表示したい場合は、取得数 (num) を指定します。近い順に番号が割り振られ、表示されます。

サンプル - 緯度37度、経度141度、近い順に5か所
https://api.cultivationdata.net/nearest_amds?lat=緯度&lon=経度&num=取得数

観測所の位置は「アメダス観測所一覧マップ」で確認できます。


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by SimpleImageLink

4798064742
by SimpleImageLink


***

以前、最寄りのアメダスを取得する Web アプリケーションを作ったもののいまいちで、今回 Web API として作り直してみました。

何かに活用してもらえればと思います。


ちなみに、直近のアメダスの観測データの取得はこちらから取得できます。


甲斐犬 コケモモ

2024年9月23日月曜日

ミナミアオカメムシが福島県にも出現

ミナミアオカメムシ(5令幼虫)

カメムシ大発生の2024年、見たことのないカメムシがいるなと思ったら、ミナミアオカメムシという熱帯地方からやってきたカメムシだそうです。

国内では本州南部に生息していたそうですが、徐々に北上し、2020年に埼玉県と茨城県で、2021年に栃木県で発生が確認されたとのことです。

福島県や東北地方での発生確認がいつなのかは調べてもよく分かりませんでしたが、どこかのタイミングで入ってきたのでしょう。ここはいわき市でも南に位置し、だいぶ茨城県寄りなので入ってくるのも早そうではありますが。

一応、記録としてブログに載せておきます。上の写真は9月3日撮影で、4回脱皮した5令幼虫という状態だそうです。


イネの害虫として知られているようですが、今年はナスをよく食べていました。

ミナミアオカメムシの食害(ナス)

ミナミアオカメムシの食害(ナス)

家庭菜園のナスなのでまぁいいんですけど、ひどい有様でした。


2024年9月22日日曜日

稲刈り終盤戦 2024

稲刈り後の田

2024年の稲刈りも終盤戦に入っています。

今年は、全国的なカメムシの大発生で品質が心配されましたが、大きな害も出ていないようで、ほっとしています。

あとは、相変わらずの異常な高温ですね。

こちらも幸い致命的な影響は出ていませんが、稲刈りも籾摺りも汗だくになってやっています。

あまりの暑さに、里芋の花が、またもや咲きました。2021年以来、2度目です。

里芋の花(2024)

里芋は、もともと熱帯の植物で、高温・多湿・多雨という条件の下で花が咲くことがあるそうです。ここ、東北なんですけどね。


さて、お米の価格が世間を騒がせていますね。

米農家としては、ここしばらく本当に厳しい価格でしたので、とてもありがたいことだと思っています。

昨年までの直売価格を卸値が上回ってしまい、値段をどうしようという話もちらほら耳にします。

来年以降どうなっていくのか分かりませんが、再生産可能な価格が維持されるのであれば、少なからず選択肢を持った状態で、これからの農業や農村のあり方について考えることもできるのかなと思います。


原木椎茸の方も、そろそろ栽培を始めたいところなのですが、暑すぎて今しばらく様子見です。

2024年9月15日日曜日

「Amazon 画像付き商品リンク ジェネレーター」を作りました。

ブログ等に貼る用に「Amazon 画像付き商品リンク ジェネレーター」を作りました。


(とても今さらですが)アソシエイト・ツールバーで画像リンクが作成・利用できなくなりました。結果、このブログでも大量にリンク切れを起こしています。

それで、どうやって修正しようかと思案していたのですが、せっかくなので簡単に画像付き商品リンクを生成する代替の Web サービスを作りました。

商品タイトルや価格の表示、アソシエイト ID の付与も任意で可能です。(仕様変更により、商品タイトルと価格の表示はできなくなりました)

生成は、ASIN または商品リンクを入力して「リンクを生成」ボタンを押すだけです。



ブログやサイトに商品画像を載せたいときにご活用いただけたらと思います。


伊藤園 1日分の野菜 30日分BOX (紙パック) 200ml×30本
by SimpleImageLink

2024年8月5日月曜日

食品価格動向調査(野菜)のデータを JSON または CSV 形式で取得する Web API を作りました

食品価格動向調査(野菜)のデータを JSON または CSV 形式で取得する Web API を作りました。

いつも通り cultivationdata.net で公開しています。

キャベツ、ねぎ、レタス、ばれいしょ、たまねぎ、きゅうり、トマト、にんじん、はくさい、だいこんの10品目の小売店における価格動向を把握することができます。元データは、農林水産省の食品価格動向調査(野菜)です。

ちなみに、市況に関しては以前作成しています → こちら


以下、食品価格動向調査(野菜) Web API のエンドポイント(URI)です。

食品価格動向調査(野菜) JSON 形式(最新)
https://api.cultivationdata.net/yasai_kakaku

食品価格動向調査(野菜) JSON 形式(全件)
https://api.cultivationdata.net/yasai_kakaku?div=all

食品価格動向調査(野菜) CSV 形式(最新)
https://api.cultivationdata.net/yasai_kakaku?type=csv

食品価格動向調査(野菜) CSV 形式(全件)
https://api.cultivationdata.net/yasai_kakaku?div=all&type=csv


キーの説明はこちら → 食品価格動向調査(野菜)API説明書


CSV 形式は、Google スプレッドシートの IMPORTDATA 関数によりデータの一括取得が可能です。


たまねぎ

農家としても、値付けの参考になるかと思います。


ということで、久しぶりに Web API のラインナップが増えました。今回は、初めて元データが Excel でしたが、うまく取得して加工できました。最近、プログラミングをする際は Claude に手伝ってもらっています。ホント便利ですね~。

2024年7月29日月曜日

GitHub の Markdown ファイルを Web ページ化する

更新が頻繁なページなどで、GitHub の Markdown(MD) ファイルをそのまま Web ページに変換して公開できたら便利かなーと思いまして、簡単に作ってみました。

例えば、以下のような感じになります。


読み込みに若干のタイムラグが発生しますが、とりあえずイメージしたものを作れました。サーバーにファイルを増やさなくていいのがとても楽。


JavaScript は次の通りです。

// URLパラメータからMarkdownファイルのURLを取得する関数
function getMarkdownUrlFromParams() {
    const urlParams = new URLSearchParams(window.location.search);
    return urlParams.get('md');
}

// Markdownファイルを取得し、HTMLに変換する関数
async function convertMarkdownToHtml(url) {
    try {
        const response = await fetch(url);
        if (!response.ok) {
            throw new Error(`HTTP error! status: ${response.status}`);
        }
        const markdown = await response.text();
        return marked.parse(markdown);
    } catch (error) {
        console.error('Error:', error);
        return null;
    }
}

// HTMLからh1タグの内容を抽出する関数
function extractH1Content(html) {
    const parser = new DOMParser();
    const doc = parser.parseFromString(html, 'text/html');
    const h1 = doc.querySelector('h1');
    return h1 ? h1.textContent : null;
}

// メイン処理
async function main() {
    const URL = 'https://raw.githubusercontent.com/ユーザ名/リポジトリ名/ブランチ名/'; // Markdownファイルが置かれているURL
    const mdFile = getMarkdownUrlFromParams();
    const errorElement = document.getElementById('error');
    const contentElement = document.getElementById('content');

    if (!mdFile) {
        errorElement.textContent = 'URLパラメータにMarkdownファイルが指定されていません。(?md=sample/file.md)';
        return;
    }

    const html = await convertMarkdownToHtml(`${URL}${mdFile}`);
    if (html) {
        contentElement.innerHTML = html;
        
        // h1タグの内容を抽出してタイトルに設定
        const h1Content = extractH1Content(html);
        if (h1Content) {
            document.title = `${h1Content}`;
        }
    } else {
        errorElement.textContent = '変換に失敗したか、ファイルが見つかりません。';
    }
}

// ページ読み込み時に実行
window.onload = main;


続いて、HTML ファイルです。先ほど作った JavaScript を md.js として読み込みます。

<html>
<head>
    <meta charset="UTF-8">
    <title></title>
    <script src="https://cdn.jsdelivr.net/npm/marked/marked.min.js"></script>
    <script src="./md.js"></script>
</head>
<body>

    <div id="error"></div>
    <div id="content"></div>

</body>
</html>

Markdown テキストからHTMLへの変換には marked.js ライブラリを利用しています。(ページ内リンクは機能しない?ようです)

GitHub 上の Markdown ファイルは Raw ファイルの URL になります。JavaScript のメイン処理の URL を書き換えてください。

(当然ですが、アクセスできる場所に置いてあれば、GitHub 上の Markdown ファイルの必要はありません)


コケモモ(甲斐犬ハーフ)

昨年に引き続き、今年も暑すぎですね。農業にもいろいろと影響が出ていますが……、何はともあれ健康第一。

皆様もどうぞ、熱中症などには気を付けてお過ごしください。