少し前のことになりますが、農林事務所が開催した第三者認証GAPの研修会に参加してきました。
GAPというのは「Good Agricultural Practice」の頭文字をとったもので、日本語にすると「農業生産工程管理」となります。講師の先生いわく、つまりは「良い農業のやり方」とのこと。
中身としては農産物の生産過程における関連法令等に則した基準をまとめたもので、費用や労力の問題もありますので認証をとるとらないという判断はあるかと思いますが、実践としてのGAPへの取り組みは、これからは当たり前のこととしてやっていかなければいけないのかなと思いました。
詳しくはこちらのページなど(外部リンク)
農業生産工程管理(GAP)に関する情報(農林水産省)
ちなみに、認証には年間10万円程度の維持費がかかるそうですので、うちのような小規模な経営体にとってはちょっと負担が大きいですかね。(プラス、まず取得にあたって農場の改修の他、諸々の費用かかるそうです。)
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ファーマーズハウスさわではもともと整理整頓をして経費的なロスをなくしたり、小規模な圃場や施設を最大限利用、また災害時に強い管理をするといった方針で農園作りをしてきたので、GAPの実践はぜひ力を入れてやっていきたいなと思っています。
(チェック項目はネット上で公開されています。便利ですね。もし自分で一つ一つ法令を調べたり、科学的に適切な管理方法を考えていたらめちゃくちゃ大変!)
日本GAP規範 第2版 ―環境と人にやさしい農業の実践―
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