早朝4時のヨモギ摘み。このヨモギと黒砂糖を混ぜ合わせ、栄養満点発酵エキスを作りました。「天恵緑汁」と言うそうです。
ヨモギを摘み、摘み、ひたすら摘みます。なぜなのかはよくわかりませんけども、早朝に摘むのがよいそうです。水分や硝酸態窒素が多くなってきっといいエキスが出るのではなかろうか・・・と、なんとなく思っているのですが、本当のところはどうなのでしょう。
それから、茎の手で簡単に千切れるところより上を摘むらしいのですが、これはつまり成長点より上を摘むということらしく、エキスにいいからなのか、後からまたヨモギが生長できるようにという優しさなのかはわかりません。でも、ときどき根っ子から抜けてしまいました。
中にはこんな葉っぱもありました。このくっついているものは何なのかと思って調べてみたところ、ヨモギハエボシフシという虫こぶでした。それぞれにヨモギエボシタマバエの幼虫が1匹ずつ入っているそうです。
そんなこんなで、2人がかりで1時間半程度、10kgほど採りました。
後は、ざくざくとヨモギを切って。
黒糖を入れて（だいたいヨモギの半分くらい、長期間保存したい場合は黒糖の量を増やすそうです）。
混ぜて。
容器に入れて。
重石をします。
これで、とりあえず作業完了。あとはじわーっとエキスが上がってくるのを待ちます。
ダイヤルの付いている容器だと、後からエキスを抜き出すのが簡単です。
次の日、早くもエキスが上がってきました。ちろっと嘗めてみたところヨモギと黒砂糖の混ざった菓子みたいな味がしました。
効果の方は今夏存分に試したいと思います。
・追記（2014-5-23）
ヨモギ黒砂糖エキス完成！とても濃ゆいものができました。500倍程度に薄め、早速ズッキーニとカボチャにかけてみました。
中村 彰宏
・外部リンク
T&F 天恵緑汁