6月初旬のことになりますが、アメリカに行く機会があり、飛行機の窓から外の景色を眺めていたら、幾何学模様のように配置された円形の圃場が見えました。正確な位置はわかりませんが、たぶんコロラド州の辺りです。
規模の広大さもさることながら、こんな風に真ん丸円形の圃場というのも日本では見かけません。地下水などを汲み上げ、圃場の中心においたスプリンクラーから灌漑を行うため、こうした形になるそうです。
日本とアメリカでは、社会や自然の中での農業の立ち位置にもずれがあり、なかなか同じ土俵で比較するというのは難しいのではないかと思うのですが、今後農業を続けていく中では、どうしても考えていかなければいけない課題ですね。
参考までに、中釜戸の田んぼ。空からの写真に対抗してパノラマ写真にしてみました(写真をクリックすると拡大できます)。
中村 彰宏