ビニールハウス内にドリルの音が響き渡り、今年も植菌作業が始まっています。
原木に穴をあけるこの機械は1回で5穴あけることができ、左右にスライドさせることで1列あたり10穴あけます。くるりと1周だいたい6列あるため、1本の原木あたり約60個の種駒を打ち込むことになります。
今年は長野県産の原木1000本。ひたすら種駒を打ち込みます。
そして、原木シイタケの栽培において最も重要と言っても過言ではないのが、種駒を打ち込んだ原木全体にシイタケ菌を蔓延させるホダ化の工程。
ホダ化には一定の湿度が必要になるのですが、一方で過度な湿度も嫌われるため、地面からの余計な水分の浸入を防ぐために、今年は下にブルーシートを敷いてみました。さらにアルミ蒸着シートを利用して仮伏せと本伏せをいっぺんに行います。さて、効果は如何ほどでしょうか。
今年もおいしいシイタケを栽培していきます。
中村 彰宏
2012年の植菌の様子
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今年も植菌が始まりました(2012/2/17)
2011年の植菌の様子
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植菌風景(2011/2/18)
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植菌(2011/2/15)